通常ルートでは、手に入れる事ができないお茶に関して解説します。
※下記、銘柄・等級明記の茶葉、取り扱い
・西湖龍井の獅子峰の茶葉は、ほとんどが中国中央と省政府用です。
杭州市場でも本物は店には存在しません。
一部国営企業証明マーク付きのものが存在します。
紅山雪 現地の人間でないと足を踏みこむ事も
困難な場所に生えています。一部、ラマ僧が運営管理しているものがあります。
「西湖龍井」畑：獅子峰 時期：明前 雀舌(一芽一葉)
「紅山雪」
中国農業科学院茶葉研究所「有機茶研究与発展中心」
Organic Tea Research and Development Center
が国の唯一の認定機関として証明しています。
一部銘柄とそのごく一部の茶畑で生産されています。
生産者には上の機関の証明書が発行されます
「仙居碧緑 超特」2002年明前 浙江省仙居
「蓮城霧峰 清品」2002年明前 浙江省麗水市
「緑剣茶 名牌」2002年明前 浙江省諸暫市
「湯記高山茶 一類名優」2002年明前 浙江省明山郷
「黄山毛峰 一級 有機栽培茶葉」2002年明前 安徽省黄山
日本に輸出されていない高級茶葉。「特級」の上位ランクです。
「正叢観音王」福建省安渓 ※鉄観音の最上位ランク
「普珥茶（散茶)大金竜」雲南省 ※宮廷普珥茶より上位
「祁門工夫紅茶 禮茶」安徽省 ※礼茶です。
（※１）はっきりと明記をしておきますが、
良いお茶を手にいれるのは、下記のいずれかが必要です。通常ルートでの観光客/ビジネス客には、まず良くてランク落ち、悪いと偽物がでてきます。
１．生産者と友人になる、あるいはその関係にある友人と友人である事
（当然、出会ったその日の内の友人では無く、年月を積み重ねた関係の友人を示す。）。
２．市場に顔がきく人間と同行する。当然、その顔がきく人間とは信頼関係がある事が前提。
＃市場８０件卸が存在してもその中で信頼できる店の選別、かつその店でも同じ銘柄、等級でも全然違うものがでてきます（店に並べているものと、出してもらったものとではまったく異なっていた）。
３．政治力がある人間の紹介或いは同行で商談する。
４．信頼できる店で（かつ店のオーナーと信頼関係にある人間の紹介）で入手する。
５．外国人が訪れない所に誠意をもって訪れる。
※他にも手段が各種あるかと思いますが、今回はこれらのルート（5.を除く）で入手をしています。